東野圭吾さんの「変身」は非常に面白い作品でした。
これは実話に成り得るのかって事を考えるだけでも面白い題材だと思います。
テーマは脳移植です。医学は良く分りませんが
「実際にこれは現実にあり得るのか?」常にこれを考えて
読み進んでいました。
この事は大して重要ではないと思いますが、
本の中に記述されている「研究者の考え方」「恋人の愛情」「限りのないお返し」
といった内容が私の心に共鳴するものがあったと思います。
「研究者の考え方」
人間って没頭してしまうと、相手の気持ちは一切考えず
ただそれだけに突っ走ってしまい、それが正しいと信じている心
「恋人の愛情」
動かなくても良い。そこに居てくれればという無慈悲の愛
「限りのないお返し」
忘れがちな過去の感謝を決して忘れず
ただ、その恩返しを限りなく行う人
非常に面白い作品だったと思います。
お勧めの作品ですね。
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