金曜日, 8月 24, 2007

「誰か」

今回は宮部みゆきさんの「誰か」を読みました。
内容的には今一でした。
淡々と読み進み、盛り上がった箇所もなく
そのまま終わってしまった感じです。
結論から言えば面白くありませんでした。
宮部みゆきさんの本でつまらなかった記憶って
ほとんど無いので、ある意味貴重な本です。

登場人物がそれぞれまったく違う価値観の持ち主で
それが上手く接点を持ち、会話や葛藤などを
書いていたのかなって感じなんですかね。
何を書きたかったのかが良く分りません。

月曜日, 8月 20, 2007

「幻夜」

「幻夜」は東野圭吾さんの作品です。
まったく前情報なしに読んだのですが、非常に面白い作品だと思いました。
最初に「白夜行」に似てる書き方だなと思って読んでいました。
「白夜行」は非常に面白い作品でしたし、
あの書き方の手法が好きだったため「幻夜」が面白く感じるのは当然なのでしょう。

読み進めて行く内に、ある疑念が湧いてきました。
その疑念とはずばり「白夜行」続編なんじゃないの?ってところです。
気になってしょうがなかったためインターネットで調べると
あっちこっちに出ている続編説、しかも私と違い漠然としたものではなく
きっちり内容に触れて証明しているサイトなど違った意味での面白さもありました。
結果としては続編で間違いありません。
またネットでは「幻夜」否定説も発見しましたが、私は「幻夜」は肯定派ですね。
・多くの否定説は「白夜行」の方が面白い
・2番善次狙い
というものです。

たしかに私自身も「白夜行」の方が面白かったです。
でも、それは先に読んでいた為、「幻夜」にはある種の免疫が出来たいたような気がします。
もし逆だったら、違った結果となったかもしれません。
もう、無理な事なのですが...

もう一つ「白夜行」の方が面白いと思った要因に
陰の役をこなす人物の差であった気がします。
でもこの辺りは作者としてはわざと、違いを出したのでしょうね。

どちらにしてもお勧め作品である事には変わりありません。
「白夜行」の方が面白いからお勧めじゃないというわけではありませんから。
少なくとも「白夜行」と呼んだら「幻夜」も呼んだ方が良いですね

日曜日, 8月 19, 2007

馬インフルエンザ

こんな週末になってしまうとは...
過去の話は知りませんでしたが、よもやの開催中止!
サムソンの凱旋門賞挑戦の断念など
さまざまな出来事が発表された週末でした。

それにしても中止って事は札幌記念はどうなるのだろう?
そんな事を気にしながら経過を見ている事しかできません。

まあ、馬あっての事ですから中止にする判断は良いとは思うのですが
本当に原因追及を急いで早めの手を打って欲しいですね。

どの馬も一緒と言えば一緒ですが、
やっぱり海外挑戦をしようとしていた馬達が
この騒動で躓いてしまうのは非常に惜しまれます。

水曜日, 8月 15, 2007

「眩暈」

島田荘司さんの眩暈を読みました。
この本は御手洗潔シリーズです。
本の構成が「占星術殺人事件」と似ていて非常に面白かったです。
初めにある意味不明な文章。
はっきり言って「占星術殺人事件」の時と同様、読んでいて面白くなかったです。
「占星術殺人事件」の時とは違って、
島田荘司さんの本が面白い事を分かっていたので
あの時ほど、読むスピードが落ちる事はなかったですし
苦痛間もありませんでした。

また、数々の分らないトリックが解明されていくところは
興奮し、解明され始めてから、終了までは一気に読んでしまった感じです。

非常にお勧めの1冊ですね。
でも「占星術殺人事件」は先に読んでいた方が良いかもしれません。
内容の理解について違いはありませんが
やっぱり順番に読んだ方が良いかなと思いますね。

月曜日, 8月 13, 2007

キャンプ用品

日曜日はキャンプ用品を買ってきました。
とにかく探したのが、子供用の椅子です。
家の子供は上が3歳、下が1歳ですから
大人用では大きすぎるので子供サイズを探しました。
とにかくいろいろな店を回り、最後に見つけたのが
一番近くの店という始末でした。

この一番近い店は先週、先々週と2週続けて見に行って
なかったため、今週は遠くから探しに行こうと言う事で
見に行かなかったのですが、結局見つからず
テントだけでも買うかと言う事になり、一番近い店に行く事にしました。

そしたら、発見しびっくりです。
競馬中継をわざわざ見づらい自動車のテレビで見たのが
何だったのか?って感じです。

上の子供は購入した椅子を非常に気に入って
昨日は家の中で広げて自分の椅子に座ってテレビを見ていました。
今日も朝から椅子に座ってボーっとしてましたね。
下の子に自分の椅子に座るなと言っている光景は
非常に可愛いものがありました

土曜日, 8月 11, 2007

EDY=マイル

私は携帯を財布にしているため、エディ、スイカなどを良く使用するのですが
エディはマイルも同時にためられるという事をすっかり忘れていて
登録するのを2日前まで行っていませんでした。

還元率は高いわけではないので大きく損した気分にはなっていませんが
こういう事はいち早く対応するのが個人的にポリシーみたいなところがあるので
何か自分にがっくりしてしまいました。

今は他にないかチェック中です。

火曜日, 8月 07, 2007

耐えられなくなってきた

現在、A社さんが仕事した内容をチェックしているが
その進まなさ、出来無さに腹が立つ一方で耐えられなくなってきました。
マジできつい。
責任を負う立場ではありませんが、職場にいる事がつらくなってきました。
いつまでたっても現状を認識しないA社にやりきれない思いで一杯です。
どれだけ手伝ったか分りません。
私はB社さんとA社さんと接する事に違いがあってはいけないと思っています。
それでもA社さんのこの状況は火を噴くと思い関わり始めたのですが
結局終わってみれば時既に遅しでした。
まだ終わっていませんが...終わる兆しすらありません。
逃げ出すわけには行きませんが、耐えられない状況に
精神的すが破壊されて言っている気がします。
まだ、これを書けているからまだ大丈夫でしょうね。

土曜日, 8月 04, 2007

「龍臥亭幻想」

この本は結論から言えば、まあまあといった感じです。
舞台設定は前作の龍臥亭事件を読んでおいた方が分かる場面も多々あります。
そのため、龍臥亭事件を読んでからの方が良いです。
舞台設定は決して軽くはありません。むしろ重めです。
暗い雰囲気に若い女性キャラクターを登場させて
場面を明るくして描いてあります。
内容としては面白いですが、島田荘司さんの本の中で特別お勧めというわけではありません。
それでも、島田荘司さんの本をある一定の量を読み、
それでいて島田荘司ファンなのであればたまらないシーンもあります。

それは何と言っても御手洗潔と吉敷竹史の共演です。
共演と言っても同時に登場するわけではないので
共演と言ってよいのか分りませんが
それでも、一つの本の中に二人が登場した事、
石岡さんという、御手洗潔の助手みないな人に
吉敷竹史があった事は本の中で描かれています。
実はそれだけでもファンには面白かったりするのではないかと思います。

トリックは決して簡単なものではなく(私にはですが...)
その辺りにも島田荘司さんの本だなと思わせるところもありました。
島田さんの本をある程度読んでから読むのがお勧めです。
少なくとも、御手洗潔シリーズ、吉敷竹史シリーズをそれぞれ3冊は
読んでからが良いのではないでしょうか?