水曜日, 10月 25, 2006

ミハエル・シューマッハさんお疲れ様でした

引退を決めていたシューマッハのラストランがインテルラゴスで行なわれました。
相棒のフェリッペ・マッサが母国GPで勝利を飾りフェラーリファンとしては
喜びはあったのですが、
皇帝と言われたシューマッハの最後が表彰台に上がる事もできず
4位という順位でフィニッシュした事は世代交代の実感と寂しさが残る結果でした。

彼がフェラーリに来てからフェラーリは本当に変わったと思います。
詳しい事は分かりませんが、彼を呼んだ事がフェラーリの変化を
象徴しているのかもしれませんが。
とにかくフェラーリはNo2チームではなくなりました。
これはシューマッハ、ジャントッド、その他の人が来てからなのか、
そのような人が集まったのか?
全てが理由なのでしょうが、その大きい一つにシューマッハという
絶対的なNo1ドライバーを得た事は大きい出来事だったと思います。
96年にフェラーリに入って11年フェラーリドライバーを続けて来ました。
ミスターフェラーリである事は誰も文句を言わないところだと思います。

引退という時期は遅かれ、早かれやってくるものですから
これについてどうこういう意見は持っていないのですが
ただただ、寂しいという感情に付きます。
アイルトン・セナが亡くなった時に感じたF1への無力感と
同じような感情が芽生えているので
改めて、シューマッハの自分に対する存在感を大きさを
感じているこのごろです。

思い出のレースは?って聞かれると非常に難しいのが本当のところです。
ただ引退レースとなったインテルラゴスは若いときのシューマッハの走りを
見ることができて懐かしさとともにやっぱり速いと言う事を実感させて頂きました。

「ライバル不在」、「コース上でのバトルがない」
などいろいろと叩かれ続けていたのですが、
F1ルール、その他のチーム、その他のドライバーの問題であって
シューマッハ、フェラーリの問題ではないと思います。
勝つ為に最善の方法は何なのかを追求した結果なのであって
本当にコース上でレースを行なうのであればピットインなどど言う事は
行なわなくて済むようなルールにすれば良いのですし
マクラーレン、ウイリアムズといった名門チームの黄金時代を終らせたのは
他チームである事は代えがたい事実であると思います。
私はシューマッハが大好きなので何でもシューマッハを弁護します。
ただ私が思うに強すぎる人は必ず反発を受けます。
これは人間の心理的な問題なのだと思っていますので
このような事が起きる自体が強者の証なのでしょうね。

現在、フェラーリ2004のラジコンをデアゴスティーニで発売しており
長い計画でラジコンを作ることになるのですが
ものシリーズが続くかぎり私のシューマッハの思いでも続きそうです。

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